武士道とは、死ぬことと見つけたり

今日も今日とて歯が痛い…


今日は

・歯が痛いこと

・電車に揺られていたこと

・気が付くと寝ていたこと

くらいしか記憶にないや(笑)

でも、本はある程度読んだ…はず


葉隠

訳編 :奈良本辰也

出版社:三笠書房


この本を最近暇があったら読んでます

現代語で読む「武士道」の真髄!

サムライたちの「自己完成」への道

と表紙に銘打たれているインパクトがかなり強い

カンジの本です

葉隠は武士道の名著らしいので

ちょっと読んでみたら感銘を受けたので

衝動買いしてしまいました(笑)

ブックオフで買ったので大丈夫さ!


この本の内容としては、

葉隠の内容を現代語に訳してて

かつ小気味よい響きで重要な部分が抜き出されているエッセンス

だと思います。初めの方にはそういったことを書いてます

本格的な葉隠を読む前に、まずは入門編として

この本を読んでみてはいかがでしょう?

と思う部分もあります。まだ全部読んでませんが(笑)

内容が難しい専門書レベルの本は

まず初心者向けの入門書から入ると読みたい

専門書のベースとなる知識が身についている状態で読めるから

内容がかなり入ってきやすい。

初心者ほど本格的な上級者向けの本(こと)に目が行き(憧れ)やすい

このようなことを

樺沢紫苑先生著の「読んだら忘れられない読書術」に書いてありました。

この「葉隠」は厚さとしてはまあまあ薄いので、忙しい人や

原作そのままボリュームの葉隠をドロップアウトした人でも

読み物感覚で楽しめるかと。


私は今のところ3章くらいまでは読んだけど、

よく出てきたことは、

奉公人は、主君のためを思って奉公をすることだけを

考えておればよい

といったことでした。

つまり、ただ1つのことを思って専念すればよいってことですね。

自分だけいい思いをしたら周りはどうでもいい

とか

自分の損得が第一で動く

とか邪なことを考えていると大成はできない。

それどころかいらない敵を周りに作って

立場はおろか生きることすらできない

ともいうイメージで書かれていることが多い印象です。

私にとって、一番感銘を受けて覚えておきたいって思ったことは

「聖」とは「ヒジリ」と読むけど

「非知り」と置き換えられる

つまり、自分の非を知り、改めることで「聖人」になれる

といったことを学んだことです。

もうこのあたりの文章を読んでいるとき鳥肌たってました!

私の中では「聖人」はどうやったらなれるかもわからないほど

素晴らしい別世界の人(ファンタジーな表現)だと思っていたのですが、

聖人も元々人であり、己の非を知り改める努力を積み重ねた

見習うべき人であることを知りました。


今の時代の考えからすると過激な表現

(やられたら即やり返せ!それで果てるなら本望であろう(端的にまとめるとこんなカンジ)など)

が時々でてくるけど、

人はいづれ死ぬ。明日にも死ぬかもしれない。

そのときがいつ来てもいいように一瞬一瞬を大切にするべきだ。

そのような覚悟で1日1日を大切にして物事をこなせ。

ということを伝えたいのだと思います。

これが「武士道とは死ぬことと見つけたり(この本では、「武士道とは死ぬことである」)。」

の本当の意味らしい。ここでやっとタイトル回収!

今日のふがいない記憶を思い出すと吐き気しますね!!


まだ全部読んでないけど、葉隠は私の考えに一石(というか大岩)を投じてくれました。

私も全部読んで「自己完成」への道を歩みたい

これは良い人格形成のバイブルになりますよ


~感~

水無月優希のDiary☆

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